【剣盾ランクバトルシングルS1最終141位、S3最終108位/竜舞ブラパルト】
こんにちは、しぐれです。
本当はもっと上を目指したかったのですが、USUMの141位のレートを考えれば、芳しい成績を残すことができたため(3か月前)、今回構築記事を書くことにしました。結局2か月以上執筆を放置しまいましたが(ボケがよ)構築もずっと同じものも使ってきたので、一念発起してまた書くことを再開したという次第です。
【本構築のコンセプト】
USUM終盤で使用していたブラマンダと同じようなことがしたいと考えました。すなわち、基本的には
②受けが利かなくなったところやあくびで眠った隙をついて、ドラパルトやミミッキュで全抜きを目指す
ということを基軸にバトルを進めようとしました。
【個体紹介】
ブラッキー@たべのこし
【技構成】まもる イカサマ あくび ねがいごと
【実数値】202(252)-x-178(252)-x-151(4)-85
【特性】せいしんりょく
本構築の中心です。
大体の攻撃を一発は耐えてくれるため、あくびや願い事を用いて体力管理を行いながら、相手にダメージを蓄積させていくことが役割です。ドラパルトに対して対面ならばほぼ無傷で流せるほど安定するというのは大きく、それ以外にも環境にいるポケモンの大半をこのポケモンで見れるので常に何かしらの役割を期待できるのがブラッキーの強みです。
シーズン1の序盤は選出率95%を超えていて、身代りサザンやラムの実トゲキッスなどきついポケモンが増えてきて少しずつ選出率も下がるか、または任せるポケモンも減っていきましたが、今でも信頼は変わりましたが選出率は1,2を争うぐらいだと思います。
(ドラパルトのGIFがないです)
ドラパルト@気合の襷
【技構成】ドラゴンアロー はがねのつばさ りゅうのまい ゴーストダイブ
【実数値】164(4)-189(252)-95-x-95-194(252)
【特性】クリアボディ
本構築のエース第一号で、古き良き初期に流行ったドラパルト。羽休めがなく、耐久もないためメガボーマンダにはなれませんでした。 環境からは龍舞ドラパルトはほぼ消えてしまったように思いますが、単純ながら意外と強いですよ!
襷の行動保証で二回は動けることがほとんどなので無難に強いです。単純ながらも高速で高火力、広範囲で攻撃できるので、非常によく活躍してくれました。ブラッキーで眠らすことができなかったり、全抜きできることがわかってないとなかなか龍舞は打てませんが、身代りサザンなどの有利対面の交代読みで決めて後ろのキッスなどもまとめて片付けるといった場面が多かったです。それぐらい警戒されないんですよね。実際、こちらが受け志向の構築で身代わりサザンなどのサイクルを破壊させる役割のポケモンが突破されるとジリ貧になるので、それと相まって龍舞の機会が稼げたのではないかと思います。
ミミッキュ@命の珠
【技構成】じゃれつく かげうち シャドークロー つるぎのまい
【実数値】131-156(252)-100-x-125-148(252)
【特性】ばけのかわ
本構築のエース二号。本当にオーソドックスなミミッキュ。少しでも火力が欲しくてミラーが嫌いなので意地にしました。Sがドリュウズを抜けないのは非常に痛いですが……。基本的に相手の並びによってドラパルトと選択で出していました。こちらも単純ながらめちゃくちゃ強かったです。
ヒートロトム@オボンのみ
【技構成】鬼火 10万ボルト ボルトチェンジ オーバーヒート
【実数値】157(252)-x-127-172(252)-128(4)-106
【特性】ふゆう
本構築の便利屋役。マジカルフレイムの習得の影響でパーティ単位で重いフェアリー受けやアーマーガア、ナットレイの処理をはじめとして、本当にさまざまな仕事を一匹で請け負ってくれました。少しでも行動回数を稼げるようにオボンのみを持たせました。鉄壁アーマーガアを突破する手段がほかにないため、アーマーガアを見たら確定選出という形をとっていました。またアーマーガアやトゲキッスなどがいなくても、ボルチェンで容サイクルに負担を与えたり、10万やオーバーヒートでダメージを稼ぐことがしやすいため、非常に使いやすく積極的に出していました。
ナットレイ@フィラのみ
【技構成】ステルスロック パワーウィップ やどりぎのタネ まもる
【実数値】181(252)-116(12)-200(244)-x-136-22
【特性】てつのトゲ
相手の受けル気味のパーティに対して解答を得るために採用しましたが、シーズン1後半になって、起点作りのカバルドンが非常に増えたため、役割が自然と増えました。途中まではパワーウィップではなくジャイロボールを採用していましたが、今環境にいるフェアリータイプはみなマジカルフレイムで役割破壊をしてくるので打つタイミングが乏しく、ヌオーやトリトドンに打てるパワーウィップに変更しました。主な役割は、ステロを撒いてブラッキーのあくびループの補助をし、宿り木も併せながらパーティを疲弊させていくことです。不意の炎技で退場することも多いもののやはり有利なポケモンにはとことん強いので強さは健在だなと感じました。
ヌオー@バンジのみ
【技構成】どくどく ねっとう たくわえる じこさいせい
【実数値】202(252)-x-150(252)-85-86(4)-55
【特性】てんねん
好き。積みの牽制のために採用したポケモン。…のはずでしたが、ダイアークやダイホロウののBD下降効果に脆く、不意の身代りに非常に弱いのを恐れたので選出率がおそらく1パーを切るほど機会に恵まれませんでした。僕ではうまく活躍させてあげることができず、ヌオーの良さを引きだせませんでした。今後似たようなコンセプトのパーティを組むときは要検討枠だと思います。
【選出】
最も多く出したパターンかと思います。ロトムとブラッキーで相手のHPを削ったりダイマックスを枯らしたりして後ろのドラパルトやミミッキュのお膳立てをするという形です。相手にドリュウズがいた場合、ミミッキュを出すと相手をできるのがブラッキーだけになり剣舞が飛んでくるか、つのドリルを当てられた瞬間負けになるので気を付けました。
受けル用の出し方です。ドヒドイデとヌオーはナットレイで見て、タイミングを見計らってミミッキュで削りにいったり、ブラッキーの願いことで体力管理をしたりするという形です。ただ、後者の場合TOD負けしやすいので非常に神経を使った戦いを強いられます。
カバ始動の積み展開に対する選出です。キッスや身代わりサザンが同伴することが多く、初手の有利不利とそのあとの択が重要となります。ステロを入れてしまえば、トゲキッスは非常に見やすくなるので、それに持ち込めるかがカギだと思いました。
主に上の3パターンが多かったですが、ウオノラゴンやパッチラゴン入りの時には、警戒してドラパルトを初手に持ってくるなどの工夫をしました。
【反省点】
1.アーマーガアがめちゃくちゃ重い
ロトム出さないとだいたい無理なのは処理できないのはさすがにヤバイ気がしました。
2.身代わりサザンドラに対しての対処が薄い
型を見極めた上でドラパルトを後投げする必要があります。
3.ヌルアントに対して有効打が少ない
こちらから有効打があるポケモンがだいたい1発で落とされてしまうので、うまく大マックスターンを枯らして、ドラパルトで殴るという筋を取ることになりますが、後ろのタイプ・ヌルが重いです。
他にもいろいろ思うことは多いですが、以上の点を顧みただけでも、ヌオーの枠を積みアタッカーに代え、ドラパルトの型を変えてみるなどいろいろ試してみればよかったかなと思いました。
【戦績】
シーズン1 勝敗記録なし(マヌケ)141位
シーズン3 129勝66敗 108位
シーズン3は勝率66%ほどだったので安定性も悪くはなかったかなというように思います。
【振り返り】
7世代もブラマンダ使っていたので、ブラッキーでサイクルをくるくる回すのは非常に楽しかったです。強烈なダイマックスも3ターンに限定されるという仕様なので、安定して受けられることが多く、あくびで流すことができるというブラッキーの長所は剣盾では有用感が増したように思います。
シーズン4からは新しくバトルに参加できるポケモンの種類が増えるということで、環境も大きく変化することが予想されますが、引き続きブラッキーとともに結果を残せるように頑張っていきたい所存です。来期以降は就活と向き合いながら、ひとまずは最終二桁を達成できることを目標としたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ランクバトルでマッチングしたときは対戦よろしくお願いします!
それでは失礼します!